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更新日:2009年3月21日

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書名:ActionScript3.0のドリル
ActionScript3.0のドリル

著者 佐藤信正
出版社 ソシム
ISBN 978-4-88337-639-1
発行日
2009年2月20日
価格 2,484円
(本体2,300円+税)
仕様 二色刷(一部単色)/B5判/296頁/CD-ROM 1枚
分類 情報通信(インターネット:HTML)
 ActionScript3.0を学ぶための解説書である。
 ActionScriptは、FlashがCS3になってから3.0へとバージョンアップされ、大幅な変更となった。これはより時代に合わせたプログラムへと変わったという意味だと思う。Adobeが開発、配布しているAIRは、インターネット介さずに情報提供できるアプリケーションだが、この開発もActionScript3.0で行われている。またFlashを製作するに際にも、ActionScript3.0は大きな恩恵をもたらしている。確かに、ActionScript2.0と比べると複雑になり、2.0では簡単なスクリプトで済んでいたのが、かなりの手間となっている。しかし、しっかりとしたプログラムになったことで、Flash内で、ムービークリップの補助的な動きでしかなかったActionScriptが、単体のプログラムとして価値を持つようになった。それがActionScriptライブラリの誕生につながっている。このActionScriptライブラリは、今かなりの数が配布されFlash製作の際に、製作者を助けるだけでなく、素晴らしい表現と、作業の効率化を生んでいる。ActionScript3.0は時代が求めていたからこそ生まれ、そして普及しているといっても過言でないだろう。
 しかし、そんなActionScript3.0を身に付けるは決して容易いものではない。やっぱりかなり難しい。私も何度か挑戦しているのだが、年齢的なものも含めてなかなか頭に入ってこない。一番の習得はまず作ってみることなのだが、そのような状況もないし、また時間も作れない。どうしようかと悩んでいたところに、本書が出版され今楽しんで勉強しているところである。本書のいいところは、なんといっても問題集になっているところである。ここが本当にありがたい。普通の解説書で、とりあえず説明、説明で、ひとつでもわからないところがあると先に進めない。また解説書では、ある事例をもとに進んでいくことが殆どだが、それ以外の事例のときにどうすればいいのか、それも悩みのひとつだったりする。本書はそんな解説書にありがちな問題点を、事例とともに問題を出題し、読者に解かせることで、クリアにしているのがとても大きい。わたしもいくつか出題されている問題を解いたが、それがその解説の復習にもなり、すんなりと頭に入ってきたのを実感した。とても良い解説書である。ただ、ActionScriptの製作は専用のテキストエディタで行っていて、Flashでの解説は一切ない。その点には注意していただきたい。



書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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