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更新日:2007年9月19日

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書名:レモネードBOOKS(3)
レモネードBOOKS(3)

著者 山名沢湖
出版社 竹書房
ISBN 978-4-8124-6732-9
発行日
2007年8月27日
価格 720円
(本体667円+税)
仕様 A5判/120頁
分類 コミック(全般)
以前からどうしようか迷っていたんですが、この3巻で完結ということなので、思い切って取り上げさせてもらうことにしました。中身がコンピュータとは関係なくてね、でも、主人公が「本が好き」なので、ここのレビューを読んでいる方も多くは本好きでしょうし、まあそれでぎりぎりOKの範囲かな、と。

本好きの岩田勘治君と、それにいくらか振り回され気味の森沢可菜さん(この二人の名前は写植見本帳から取ったに違いないです)。本屋でバイトしている明野朝霞さんと、同僚の、えーと、名前出てない彼。彼女ができて本以外の楽しみを知った明野さんの兄。名前の出てない図書館の貸出係さんと、やっぱり名前出てない彼。
本を取り巻く恋人たちのストーリー……、て感じでもないな、「恋人たち」とか「ラブストーリー」とかいうには淡白、あっさりさわやか、つまり『はちみつレモンBOOKS』じゃなくて『レモネードBOOKS』なんだなあという感じ。山名沢湖さんの持ち味ですね。

しかし、あらためて考えてみたんだけど、本が好きってのはどういうことなんでしょうかね。知識や情報を得るのが好きなのか、本の中に描き出された世界を覗くのが好きなのか、本という物品が好きなのか。本好きはオタクの一種か。マンガは本のうちなのか。
てゆうかその前にそもそも私は本が好きなのかな。
や、うーむ、たしかに、子供のころは外で遊ぶより家で本を読んでることが多かった。高校生のころは本棚が壁いっぱいだった。編集者になって15年本を作る仕事をした……けどそれはまったくの偶然なんだよな。本を作る仕事をしたかったわけじゃなくて、コンピュータのバイトするつもりで行った先が出版社で、それで原稿書きやら編集やらに手を染めた、それだけなのだ。
……けど、15年続けたのは、少なくとも嫌いじゃなかったからだよな。辞めた後もこうして本に引っかかる仕事をしているのは、それもやっぱり嫌いじゃないからだよなあ。……とはいっても、仕事だった分だけ醒めている面もあるよなあ。原価とか刷り部数とか儲かるかとか、計算しちゃうしな。

まあ、私が本好きかそうでないかは、わかんなくてもいいや。
山名沢湖さんのマンガが好きだという、それははっきりわかってますから。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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