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更新日:2006年7月15日

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書名:Photoshop トレーニングブック 7/CS/CS2対応
Photoshop トレーニングブック 7/CS/CS2対応

著者 広田正康
出版社 ソーテック社
ISBN 978-4-88166-512-1
発行日
2006年6月6日
価格 2,138円
(本体1,980円+税)
仕様 カラー/A5変型判/192頁
分類 アプリケーション(グラフィック:Photoshop)
 Photoshopを触れば触るほど偉大なソフトだと気付く。ワープロが文章を書くという点でパソコンに負けるはずもなかったはずなのに、パソコンがそのワープロのシェアを奪ったのはやはり写真が扱えたからだ。もちろんカラーを扱えたり、いろいろなフォントがあったりとワープロにない機能もあったが、やはりパソコンが普及したのは画像が扱えたからだと思う。写真を取り込んで文章に貼り付ける。もちろんイラストも貼り付けられる。これはワープロにはとても出来なかった芸当だ。そしてそのパソコンが写真を扱うために作られたPhotoshopは、パソコンと共に進化し今まで想像もできなかった補正、修正、そして作成が出来るようになった。写真をただの写真としてではなく、画像として扱えるようにしたPhotoshopはパソコンにはなくてはならないソフトだと思う。
 しかしその多機能であるがゆえに、扱えない、触る気も起こさせない、というような弊害も生んでしまう。確かに最新バージョンCS2では本当に今までは写真では考えられなかった補正ができ、その使い方も複雑である。だが、Photoshopというソフトの全体を見ると基本的に使う機能は進化などせず、そのまま昔ながらの使い方で残っている。たとえばレベル補正やトーンカーブ。これは写真の階調を操作する物でPhotoshopの基礎的な部分。またフィルタのシャープやノイズも昔からあるものだし、レイヤー機能だって今ではなくてはならない機能なのだ。こうしてPhotoshopは基礎をそのままにして、今までしていたことをより簡単に出来るようにしたり、こんな事ができればいいなというような機能を追加していったにすぎない。だから基礎をしっかりと叩き込めば、すぐに使いこなせるようになり、そしてその複雑な機能が何のためにありどの様に使うのか理解できると思う。
 本書はそんな手助けをする一冊だ。トレーニングブックという名の通り基礎的な部分を重点的に解説しながら、写真の合成や作成、そしてレイヤーの扱い方、色々なロゴ作成の仕方など広く浅く解説していく。Photoshopを始めて触る人にはとても良い解説書だと思う。本書でしっかり基礎を学び、次のステップを進んでいただき、是非Photoshopの達人になっていただきたい。そして多くの作品を生み出して欲しいと思う。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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