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更新日:2004年9月24日

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書名:こどもを守る ネット・ケータイ危険予防マニュアル
こどもを守る ネット・ケータイ危険予防マニュアル

著者 インターネット安全教育研究会
出版社 九天社
ISBN 978-4-86167-006-0
発行日
2004年7月20日
価格 1,080円
(本体1,000円+税)
仕様 二色刷/B6判/168頁
分類 情報通信(インターネット:その他)
 携帯電話、インターネットなどの新しいコミュニケーションツールの誕生は、この世の中を便利にするが、それと同時に新たな問題を生み出している。特に子供への影響は、大きいのではないだろうか。なぜなら、それらツールを使いこなしている大人たちでさえ、それに振り回され犯罪や事件に巻き込まれているからだ。大人ですらうまくコントロールできないツールが、子供にどのような影響を及ぼしているのか想像すらできない。そのコミュニケーションツールが及ぼす悪影響から子供を守るには、大人が正しい知識を持ち、しっかりとした態度で対応していく事が大切だ。本書では、その知識の部分で大いに役立つだろう。携帯電話、インターネットで起きうる事件などをまとめ、それら対処法が記されている。
 本書では、携帯電話、インターネットの使い方の中で、どの部分をどう使ってしまうと危険なのかを、具体例をあげながら紹介、解説していく。各章の巻末には、その章で書かれている危険事項に対しての予防方法も書かれており、本書を読めばある程度それら『危険』から逃れることはできるだろう。ただどの対処方法も読むだけでなく、行動をしっかりと起こさなければ完全ではない。また本書書かれている『危険』は、「誰かがやってくれる、お金を払えば大丈夫」というものでは決してない。予防線を自分の周りに張ることが大切なのだ。メール、チャット、掲示板、ネットオークション、ネットショッピングどれも安全ではないと疑い、どれが本当に安全なのかを吟味する。それぐらいの心構えが必要だと思う。そして子供たちに対しても、携帯電話、インターネットには、色々な危険が潜んでいる事、また正しい使い方をする事などしっかりと教えていかなければならない。大人が子供をずっと監視する事などは無理に近いのだから、子供がしっかりと知識を持たせる事もこれらの『危険』への予防線でもあるのだ。大人が本書を読み、子供たちに分りやすく伝える事。それも大人の使命ではないだろうか。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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