ブックモールPC

ブックレビュー
更新日:2004年6月2日

全レビュー一覧&レビュー検索はこちら >>
書名:超お役立ち Excel & Word とことん自動化計画
超お役立ち Excel & Word とことん自動化計画

著者 藤元裕子
出版社 マイナビ
ISBN 978-4-8399-1471-4
発行日
2004年5月17日
価格 1,922円
(本体1,780円+税)
仕様 単色刷/B5変型判/227頁
分類 アプリケーション(統合型ソフト)
 まず皆さんにひとつ聞いてみたいんですけども、パソコンは自動的に動いてくれるほうがいい、と思いますか。

 いつだったか、どうも最近のパソコンは使いにくくなったなあと、それは要するに「パソコンが自動的に動くようになった」せいじゃないかと、ふとそう思ったことがあって、それ以来ずっと頭の隅で考えているんですよ。
 起動したら自動的に「新機能ガイド」を始める、メニューの配置がいつのまにか自動的に変わっている、入力した文字を自動的に大文字に変えてくれる、スラッシュで区切った数字を入力すると自動的に日付に変えてくれる、ヘルプを開くと元のウィンドウを自動的に小さくしてくれる、Webから更新情報を自動的に拾ってくる……。
 それが、利便を意図して工夫された機能だということは理解できるんだけども、しかしうっとうしい気もする。「くぁぁ勝手によけぇなことすんじゃぁねえっ!」と言いたくなるときもある(しょっちゅうある)。

 そういうふうにパソコンが勝手に、もとい、自動的に動くようになってきたのは、世の中がそれを求めているということなのか、世間の人はパソコンが自動的に動いてくれるほうを望んでいるのかどうか。人間と技術との関係は、そういう方向へ進むものなのか、どうか。

 て、話がむやみに大きくなりましたが、この本はというと、ExcelとWordが自動的に何かしてくれるというような話題を集めてまとめ、日常の作業をより効率よくこなせるようにしようと、そういうテーマの本であります。入力/編集/ファイル/計算/書式/表と罫線/図とグラフ/印刷と各分野ごとに、自動で働いてくれる機能とうまく手を省くテクニックを紹介し、最後にVBAを使った自動化について触れてあります。
 具体的な事例が多数挙げられていて、まあそうだな、たしかに、自動的にどういうことをしてくれるのかがわかっていれば「勝手に余計なこと」にはならないわけなんだし、してみると、特に自動化しようとか思っていなくて単にExcel/Wordをスムーズに使いたい人にも、役に立つ本みたいな気がします。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

全レビュー一覧&レビュー検索はこちら >>

Copyright 2002 Bookmall Japan Corporation All rights reserved.
このWEBサイトに掲載されている記事・写真などの無断転載を禁じます。
このWEBサイトについてのお問い合わせはこちらまで。
株式会社ブックモール ジャパン