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更新日:2004年3月29日

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書名:ファン(継続読者)が増えるメルマガ 消えるメルマガ
ファン(継続読者)が増えるメルマガ 消えるメルマガ

著者 高橋浩子
出版社 明日香出版社
ISBN 978-4-7569-0700-4
発行日
2003年12月16日
価格 1,620円
(本体1,500円+税)
仕様 単色刷/B6判/271頁
分類 情報通信(インターネット:その他)
もし本気で商売に直結するメールマガジンをやりたいなら、本書くらいは読んでおかないといけないと思う。実は私自身はあまりメールマガジンを出すことをおすすめしない。なぜなら、あまりにも成功のハードルが高いからだ。メールほど難しい販促ツールはないということをほとんどの人は気づいていない。メールを出すのにほとんどコストはかからないし、数千人の読者を獲得して商品宣伝をすれば、数パーセントの人は購入してくれるのではないか、と簡単に皮算用しそうだが、そんな計算はまず通用しない。苦労してメールマガジンを発行するよりは、その時間をかけてよりよい商品を作る方が成功への近道だと思う。
では、メールマガジンをすでに始めてしまった人に忠告。読者が増える理由もないのに「増えない」と悩むのはおかしいのではないか。読者が増えるのははっきりした理由があるし、それを意識して行わないのは、ただぼーっと座って客を待っているタバコ屋のおばあちゃんと同じである。おっとこれはタバコ屋のおばあちゃんに失礼であった。常連さんが店の前に立つと、何も聞かずにすっといつものハイライトを出す。これは立派なCRMである。ま、とにかく読者が増えるのは理由がある。読まれるメールマガジンは理由があることを本書で知ろう。本書に掲載された成功者7人のインタビューは、一見7人7様でそれぞれすごいな、と思うが、ここに勝ち組の共通点を発見できないようではメールマガジンで成功することはできないだろう。
メールマガジンの購読者としての立場から言わせてもらうと、役に立たないメールマガジンは来るだけで迷惑。来るたびにその会社への印象は悪くなる。購読解除の方法がわからないものなどは最悪である。一度商品を買っただけで勝手に何度もメールをよこすのも印象が悪い。結局私が必ず目を通すメールマガジンは10種もないのだ。残念ながらその中には何らかの商品を販売しているサイトからのメールマガジンは一つもない。それくらい難しいツールなんだ、ということを肝に銘じておこう。


書評者: 関 裕司 <>

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