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更新日:2003年11月14日

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書名:「パソコンの先生」と呼ばれるための500の知識
「パソコンの先生」と呼ばれるための500の知識

著者 志村俊朗森貴実代
出版社 技術評論社
ISBN 978-4-7741-1851-2
発行日
2003年10月17日
価格 2,354円
(本体2,180円+税)
仕様 単色刷/A5判/488頁
分類 OS(WindowsNT/2000)
 本書は、Windows XPとパソコン全般の知識を盛り込んだ、基本的な「パソコン」解説書である。最近の「パソコン」はWindowsの進化や高性能化で、アプリケーションソフトがなくても充分に使えるようになってきた。インターネット、メール等はパソコンを買えばすぐ使えるし、簡単な画像管理、編集などもWindowsの機能としてソフトが備わっている。しかし、そのWindowsの進化やパソコンの高性能化は、初心者にとってパソコンの操作を複雑にしている事も事実だ。どれだけの機能があるのかを把握できていないのが現状だと思う。今の「パソコン」を使いこなすには、Windows XPの知識が不可欠といえるだろう。
 さてパソコンを使いこなすために、Windows XP、パソコンの知識はどのくらい必要なのだろうか。本書に掲載されている知識は500にも及ぶが、それらの知識は必ず必要だと思う。本書は、本当にパソコン全般を取り扱っており、Windows XPの基本的な操作から周辺機器の増設による設定方法、またインターネット全般、キーボード、メールなど初心者に必要な知識を詰め込んでいる。後半部分ではデジタルカメラの基礎知識と印刷テクニック、最近増えだしたテレビパソコン、記録型DVDについて触れている。この部分は、インターネットやメールと共にこれからパソコンに不可欠な機能となるため是非とも知っておく必要があるだろう。本書を読んでみて、私も仕事である程度「パソコン」を使っているつもりだったしそれなりの知識はあると思っていたが、やはり抜け落ちている知識も多いと気づかされた。「パソコン」の基本的な知識を知るなら最適な本だと思う。
 しかしどこまでの知識があれば「パソコンの先生」と呼べるのだろうか?OSが使いこなせればいいのか?専門のアプリケーションソフトが使えれば「先生」か?これは本当に難しいと思う。「コンピュータ」ではなく「パーソナルコンピュータ」となれば、やはりOSを使いこなせれば「先生」と呼んでも問題はなさそうだが、それでもパソコン必須のソフト(エクセル、ワード等)の知識は必要な気がする。その辺の境界線は凄くあいまいだ。本書でいう「パソコンの先生」は本当に身近にいる人たちに教える事の出来る「先生」だと思う。本書を読む事で「先生」としてお金を稼ぐには無理がある。OS、パソコンの基礎知識を知るための本、と考えるのが一番適切だろう。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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