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更新日:2003年6月27日

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書名:ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン
ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン

著者 石田優子
出版社 マイナビ
ISBN 978-4-8399-1025-9
発行日
2003年4月22日
価格 2,700円
(本体2,500円+税)
仕様 カラー/単色/B5変型判/272頁
分類 情報通信(インターネット:HTML)
 今回紹介する本書は、前々回に紹介した『WEBデザイン明解ルールブック』と似た内容を扱っている。そう、本書はWeb制作におけるルールブックである。違う所は、著者とそして出版社。内容に関しては、扱っている題材が同じにしても切り口と観点を変える事で大きな違いを生んでいる。『WEBデザイン明解ルールブック』では、全般的なWeb制作におけるルールをガイドしているが、本書ではユーザーとユーザーがアクセスする観点から見たルールをガイドしている。この2つの本を比較すると、扱っている情報の質と量が違うためどちらがいい本なのかは決められない。ただ本書の方が、情報の質が高い分よりプロ向きなのかもしれない。また『WEBデザイン明解ルールブック』では11人の共著だが、本書では著者1人で執筆されている事もあり、内容的に本書には大きな柱が通っていると思う。その本制作における企画が出版社の違いだろうか。とにかくこの二つの本を比べてみるのも面白いかもしれない。Web制作のルールについて新しい発見がありそうだ。ただ、あくまでも基本は一緒で、『サイトの見易さ』である。これはどちらの本にもしっかりと刻まれている。

 その本書の具体的な内容だが、前半部分ではユーザビリティとアクセシビリティの根本的な事に触れ、中盤では具体的なガイド、後半ではアクセシビリティの指針についてふれている。本書のいい所は特に中盤の具体的なガイドで、一つのチェック項目に対しユーザビリティとアクセシビリティでの問題点を解説し、良い具体例と悪い具体例を掲載している。チェック項目は約80あるが、それをサイトプランニング、サイトデザイン、ページデザインの3つに分けて解説しているのも見やすくて良い。その見易さは本書全般にいえる事で、さすがデザインのガイドブックだけの事はある。常に手元に置く事を考え本のサイズにも考慮しているし、良いガイドブックだと思う。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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