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更新日:2002年10月30日

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書名:Webコンテンツマネジメントシステム入門
Webコンテンツマネジメントシステム入門

著者 Russell Nakano 著/インフォザインソシオメディア 訳/松田孝
出版社 ピアソン・エデュケーション
ISBN 978-4-89471-477-9
発行日
2002年10月7日
価格 3,024円
(本体2,800円+税)
仕様 単色刷/B5変型判/264頁
分類 情報通信(インターネット:HTML)
 私は長らく単行本の編集をしていました。月刊誌の編集も少しだけやりましたが、私にはどうも合わない仕事だったようです。本を作るというのは、時間とともに流れていく情報を紙の上に固定していく作業なんですね。雑誌も同じような作業ではあるけどずっと小刻みに固定していくわけで、それが私には難しかった。
 ネットワークで情報提供する仕事を始めたときにも、私はこのことを考えました。雑誌よりもさらに小刻みになってしまうから、この際、情報を固定するのではなく「流す」という考えかたで取り組もうとしたわけです。
 当初は1日単位で作業してました。午前中にその日の情報を仕入れて、午後には出してしまう。それ以上は引きずらない、先の予定もしない……。
 今、パソコンの本フォーラムでは1週間単位で刻んでいます。月〜金曜に出た新刊を金曜・土曜にレビューするという基本サイクルです。ある本の話題が尾を引くことももちろんありますが、それは基本サイクルとは別の工数で月〜金に処理しています。小さなサイトですが、@nifty会員専用の会議室と公開のホームページとがあって平行メンテが要ること、マンパワーが限られていること、そして長期間ずーっと継続していくこと……、いやー考えてみるともう4年半だ、我ながら毎週毎週こんな地味なことをよく続けてきたよなあ、うむ誰も誉めてくれないから自分で誉めておこう、え・ら・い、っと。

 まあとにかく、細々ながらこうして続けてこられたのは、ひとつには週単位という枠組みがあったからだと思うんですわ。あともうひとつは、実働スタッフ2名の分担、お互いの作業が順序よく流れるように決めてあったこと。

 大規模なWebサイトになれば、問題が大きくなるのは言うまでもないですね。膨大なコンテンツを作るだけではなく、適正であることを確認しないといけない。それを追加や更新のたびに続けていかなければいけないし、新コンテンツの制作と承認と公開という流れが滞りなく進むようにしておかないといけない。
 つまり多人数での共同作業をうまく体制づけすることであると、業務のプロセスをきちんと形作りそれを支える組織のあり方も考慮することだと、いうのがこの本です。Webサイトを続けていきたい方は、一度なりと手にとって見ていただくといいと思います。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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