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更新日:2002年1月11日

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書名:ウェブデザイン事典02-03
ウェブデザイン事典02-03

著者 矢野りん 監/日経デザイン
出版社 日経BPマーケティング
ISBN 978-4-8222-1534-7
発行日
2001年11月30日
価格 2,808円
(本体2,600円+税)
仕様 二色刷/B6変型判/208頁
分類 情報通信(インターネット:HTML)

「ウェブデザイン事典」と題された本書は、その名の通り事典である。コンピュータが社会の中にこれだけ浸透してくると、それに関しての「用語」が生活、仕事場に溢れ、その用語が一人歩きをし、本当の意味を理解されず使い使われていってしまう。そしていざそれらの用語で記された企画書やマニュアルを読むと、全然分からなくて困ったというような経験がないだろうか?そうならないように著者は本書を作ったのだそうだ。この新しく生まれた「用語」に頭を悩ませている人のために、WEBの世界で生きる人達のために、この社会を生き抜くために必要な用語を詰め込んだ良書の事典といえるだろう。

さて本書で取り上げた「用語」の数は、1300以上。もともと「ウェブデザイン事典 2001」が出版されていたのだが、そこに100語以上の新語加えた内容となっている。装丁はとてもカラフルな作りで、本のサイズは持ち運びが楽なコンパクトサイズ。一つひとつのページデザインも美しく、事典を感じさせない。著者が女性という事もあるのだろうが、女性を読者ターゲットにした軽い作りであるといえるだろう。ただ、だからといって用語を解説した内容が軽く書かれているわけではない。どれもしっかり解説され、略語には正式な読み方、そして英語をきっちりと記載されているし、関連性の用語もちゃんと載せている。取り上げた用語の分野も各方面から広くピックアップされ、ほとんどの用語が羅網しているといっても過言ではないと思う。本当に事典らしい事典である。
しかしこれだけの「用語」が、ここ20年くらいで生まれてきたとは驚きだし、とても憶えきれない。ペラペラと本書をめくりながら、幾つかの用語の解説を読んで、自分が正式な意味を理解せず使っていたのには顔が赤くなるくらい恥ずかしかったが、やはり用語の多さが本当の意味を理解する邪魔をしていると思う。それと同時に10年後今ある数々の用語使われているかというと、それには疑問が残る。だからこれらの用語を憶えるのではなく使う事が大切だと思う。本書は、そんな今のための事典ともいえそうだ。



書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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