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更新日:2001年9月3日

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書名:パソコン・インターネット用語の誤用辞典
パソコン・インターネット用語の誤用辞典

著者 音葉哲本郷隼人
出版社 秀和システム
ISBN 978-4-7980-0128-9
発行日
2001年6月14日
価格 864円
(本体800円+税)
仕様 二色刷/新書判/208頁
分類 コンピュータ一般(教養・読物)

他人に対して「あなたのそれは間違っている」と言うのはとてもエネルギーのいることだ。自分は自分が正しいと思っているし、相手もきっと正しいと思って使っているに違いない。それなのに「あなたのその言い方は間違っている」と指摘するのはパワーがいる。一つや二つならまだいいが、それを辞典にして出版しようというのだから、この本はパワーのかたまりである。

しかし…。

本当は「自分が正しい!」と本気で思って喋っている例はまれであって、みんな結構いいかげんなんだ。朝日がそう言っていたからとか日経がそう書いていたとか、寄らば大樹的感覚で安心しているんだが、こういった大マスコミほどいいかげんなことを書いているので、へたをすると恥をかく。まあ、みんなで間違えば恥ではなくなるんだけどね。

でもやっぱり正しい道を歩むなら、本書を手にするのは正しい選択だ。

◆下り最大1.5MbpsのADSLを導入した。これならたった1秒でフロッピー1枚分のデータがダウンロードできる。
◆液晶の15インチでは画面が狭いので17インチのCRTを購入した。
◆アナログモデムは56kbps、ISDNは64Kbps。あれ、「64Kbps」の「K」は小文字じゃないの?

そう、これらはみんな間違い。この辺って結構いいかげんで曖昧でちゃんと知っている人は少ないし、誤解もしているので「なんでADSLなのにこんな遅いの?」ということにもなってしまう。そうそう、ファイル交換ソフトの「Gnutella」もそうだ。「know」は「くのー」って読む? Linuxの「Gnome」は「ぐのーむ」って読む? 実は「Gnutella」の本当の発音は「ヌーテラ」なんだよ。パソコン雑誌はみんな「グヌーテラ」とか「グヌテラ」って書いているけどね。(オープンソースに関連した「GNU」だけは例外で「グヌー」と読むので、そのあたりを意識して「グヌーテラ」と読むんだ、という意見もあるが)

本書は「辞典」というタイトルがついているが、実は読みやすいコラム集。初心者から上級者まで楽しめる内容なので、言葉のもやもやを解消したいならおすすめ。



書評者: 関 裕司 <>

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