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更新日:2001年5月18日

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書名:ソフトウェアの未来
ソフトウェアの未来

著者 ホンヤク社 訳/長谷川裕行 監/FTP(Fawcette Technical Publications)
出版社 翔泳社
ISBN 978-4-88135-980-8
発行日
2001年5月1日
価格 2,808円
(本体2,600円+税)
仕様 単色刷/A5変型判/256頁
分類 コンピュータ一般(教養・読物)

 アメリカソフトウェア業界のエキスパート31人が、「ソフトウェアの未来」をテーマに自らの考えを綴ったエッセイや、さらにこれからの新しい技術の行く末などをテーマにした対談など、これからの私たち未来の社会を想像したのが本書の内容である。スポットに当てられたのはあくまでも「ソフトウェア」だが、WindowsやLinux等のOSがうまれ、そこから開発された「ソフトウェア」から受けた恩恵を考えると、「ソフトウェア」の未来こそが新しい私たちの生活の基盤となっていくと考えられる。本書は、今最先端で活躍している人達だから、その本当の未来をしっかりと見据えているし、しかも31人が31人とも個性を発揮し、31個の未来の姿映し出されている。どれが正しいわけでもなく、間違いでもない。本当に無限の可能性を「ソフトウェア」を秘め、無限の未来が存在しているのだ。本書を読んだとき、それをひしひしと感じた。

 さて私が想像する「ソフトウェアの未来」は、「ソフトウェア」を感じさせない「ソフトウェア」が生まれるのではないだろうか?という姿である。本書の中でも「10秒アプリケーション」という未来図があった。そこでは10秒という速さで常に人とコンピュータとアクセス、またはコミュニケーションがとれるという世界である。
  それにも似ているが、掃除機が掃除機以上の役目がない分、掃除についてはプロフェッショナルだったように、コンピュータが色々な役目を「ソフトウェア」で得られる前に、一つのプロフェッショナルの仕事をやり遂げる時代が来るのではないかと思う。コンピュータが本当に目指す姿は、やはり自分の代わりに仕事をする、自分の代わりに判断する、「ロボット」という役目だ。「ソフトウェア」に性格を持たせ機械の色が消えていく、コンピュータ、ソフトウェアはそんな時代に突き進んでいくと感じている。



書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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