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更新日:2001年3月28日

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書名:WindowsMe ネットワーク構築入門
WindowsMe ネットワーク構築入門

著者 トップマネジメントサービス高橋克巳
出版社 ローカス
ISBN 978-4-89814-210-3
発行日
2001年3月1日
価格 3,024円
(本体2,800円+税)
仕様 単色刷/B5変型判/416頁/CD-ROM 1枚
分類 OS(Windows98/Me:その他)

 タイトルを見てもはっきりわからないと思いますが、要するにWindows Meでサーバを構築しようというテーマの本です。
 ちょっと驚きますよね。Windows 2000じゃなくてMeで、そしてピアツーピアじゃなくてれっきとしたサーバで、しかもLAN内のファイル共有やプリンタ共有にとどまらず、WWW/FTP/POP3/SMTP/DNSといった、いちおうインターネットサーバとして使える内容です。
 FAXモデム共有、つまりサーバにつないであるFAXモデムを使って他のパソコンからFAX送信ができるという、私的にもたいへん興味を惹かれる機能が紹介されていますし、Windows MeのサーバにノートPC+PHSでアクセスする方法、Linux/FreeBSDマシンからアクセスする方法、Macからアクセスする方法の解説があります。
 言うまでもないけど本来Windows Meというのはサーバ用途を意識したOSではないはずで、それでこれだけやるというのは、これを無理無謀というか使い慣れたプラットフォームのメリットを評価するかそれはさておき、とりあえずちょっと驚きますよね。

 私は社内用のサーバをLinuxで構築したのだけど、やっぱりふだん使い慣れてないというのは微妙なとこで抵抗になるもので、ほんとはもっと手をかけていろいろなことができるようにしたいのだけど、ほとんどほったらかし状態です。他の仕事の合間ではできなくて、ちゃんと時間とって気合入れてかからないといけないから、どうも後回しになってしまう。そうやって気合入れて取り組むことで技術を習得しようというつもりもあってLinuxにしたわけだけど、こりゃやっぱり気楽なWindows系のシステムで再構築するべきかなあとも考えている今日このごろ。そんなわけなんで、余計に驚いてるのかもしれないです。

 けれどそこで編集者の目に戻ってみると、この本には、読者を驚かしてやろうという工夫がおおいに足りないですね。著者にとっては当たり前だろうけど、Windows Meでサーバを構築できるというのは、読者にとっては嬉しい驚きなんですよ。それが「タイトルを見てもはっきりわからない」というのは本のセールスポイントが十分にアピールされていないということで、なんつーか、もったいないというのと同時に、ボヤボヤした話でもありますね。
 まえがきもな、β版当時のWindows Meの印象であるとか95系列とNT系列とがどうなるのかとかいろいろ書かれているのだけど、この本は



書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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