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更新日:2000年10月16日

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書名:これからはじめるLinux
これからはじめるLinux

著者 荒瀬遥
出版社 池田書店
ISBN 978-4-262-14029-2
発行日
2000年9月13日
価格 1,512円
(本体1,400円+税)
仕様 二色刷/A5判/224頁
分類 OS(UNIX)

 一時期のLinuxブームはすごいものがあった。一般紙にも毎日のようにLinuxの記事が登場し、一般人にとってはUnixよりもLinuxのほうが有名になったくらいである。私もLinuxをさわってみたいという衝動を感じたこともあったが、冷静に考えてみるとMacOSやWin98から乗り換える明確な理由が存在しない。というわけでまだLinuxには触れていないのである。今のところは新しいPCを買ったら古いやつに「試しに入れてみるか」程度の興味である。

 そもそもLinuxとはどんなOSでどんなPCにもインストールできるのか、という疑問から本書を手にとってみた。「これからはじめる」という題だけあって実にやさしい内容である。インストールをする前段階で74ページも使ってLinuxへの心構えを解説しているのだ。これだけ読んで覚悟ができたらインストールしてみましょう、というわけである。無事インストールできたら簡単なコマンドの解説や「権限」について。このあたりはMacOSやWin98とはまったく異なる世界なので我慢して理解せねばならないだろう。

 本書の後半ではなぜか「Perl」によるプログラミングに多くのページをさいている。これはなぜなんだろう。これからLinuxを始めようという初心者にPerlの知識は必要なんだろうか。このあたりが私もまだLinuxには触っていないので意味不明。今度古いPCにLinuxを入れたらもう一度考えてみようと思っている。これよりも「xウインドウ」について詳しく解説していただいた方が初心者には嬉しいのではないだろうか。見た目はWindowsにそっくりだけど、何が違うんだろう、使いかってはどうだろう、カスタマイズはできるのだろうか、といろいろと疑問が持ち上がってくる。このあたりを詳細に解説してくれると初心者にとってはベストな内容だっただろう。



書評者: 関 裕司 <>

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