| 著者 |
澤村徹、永田一八 著 |
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出版社 |
翔泳社 |
| ISBN |
978-4-7981-1629-7 |
発行日
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2009年7月9日 |
| 価格 |
1,995円 (本体1,900円+税) |
| 仕様 |
カラー/B5変型判/176頁 |
| 分類 |
アプリケーション(その他) |
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2009年7月22日、皆既日蝕の日です。ちょうどこのレビューが掲出される日でもあるんですが、まあそんなことどうでもいいですよね。 私には天文趣味はないのですが、なぜか知り合いにはその筋の人がけっこういて、特に日蝕と言えば世界中どこへでも出かけて行く人が2人もいます。今回どうするのかは聞いていませんが、まあきっちりトカラ列島悪石島へ行ってることでしょう。現地では受け入れ施設が無くて困っているそうですが、なあに、ナイジェリアの砂漠へでも平気で出かけていく人達ですし。
ま、それはさておきこの本。国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクト、略称「4D2U」の成果である天文シミュレーションソフト「Mitaka」を中心に、それから発展した「Mitaka Plus」、Google EarthのSkyモードやMarsモードなど、パソコンで宇宙を楽しむソフトいろいろを紹介したものです。パソコンだけじゃないや、巻末のほうではニンテンドーDS用の「星空ナビ」とか家庭用プラネタリウム「ホームスター」とかいったものも取り上げられていますね。
Mitakaは観測データに基づいて3Dグラフィックスで宇宙を描くソフトで、単純な使いかたとしてはプラネタリウムです。日時と場所を指定すれば、その時間にその場所から見上げた星空を表示させることができます。さらに、場所というのが地球上でなくてもいいので、たとえば月面から「地球の出」を眺めたり、火星表面の地形をなめるように観察したり、ボイジャー1号といっしょに海王星のそばをすり抜けたり太陽系を振り返ってみたり、時空の涯137億光年の彼方から宇宙のすべてを俯瞰したりと、いったこともできます。 日蝕についても、太陽が欠けるのを見るほかに、地球の表面にできる月の影を見下ろすという見方ができます。いやこうしてみると、日蝕は月の影だって、知ってる以上によくわかりますね。 ソフトの使いかただけでなく、さまざまな天体や星座の解説もはさんであり、あ、そうかなるほど、中学生が夏休みの自由研究で天文をやるなら、そのベースにちょうどよさそうな感じですよ。もちろんこれだけじゃなくて、他の資料で裏を取るとか、とにかく本物の宙を眺めてみないといけませんけどね。
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