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更新日:2007年12月15日

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書名:USBメモリハックス
USBメモリハックス

著者 福多利夫
出版社 マイナビ
ISBN 978-4-8399-2675-5
発行日
2007年12月10日
価格 1,028円
(本体952円+税)
仕様 カラー/新書判/192頁
分類 ハードウェア(周辺機器)
 パソコン関連の機器で今一番便利だと思うのは、「USBメモリ」である。大容量化と低価格化が進み、ギガ容量のメモリを普段から待ち歩けるようになってきた。私も仕事で3つほどのUSBメモリを持ち歩いている。512MB、1GB、2GBとどれも容量が違っていて、一番よく使うのはやはり一番容量の多い2GBのメモリ。使っていて不思議なのは、容量が多くても、小さくても、すぐにデータがいっぱいになってしまう点。特に、容量が多い物のほうが、すぐそうなるような印象がある。その理由をよくよく考えてみると、次のような使い方をしているからだと、最近気付いた。一つ目は、容量が多いため使用頻度が高い。二つ目は、たくさんのデータが入るせいできっちり整理をしなければならないのに、そのデータの多さで整理に時間がかかり整理し切れていない。三つ目は、入れたデータがその後削除できるかどうか分からなくなって、ずっとメモリ内に残ってしまう。いずれにせよ、使い続ければ整理しなければならないのを怠っているせいなのだが、大容量のためその認識が薄れているせいといえる。最近の作業も、書類をUSBメモリから立ち上げて行い、そのままUSBメモリに保存しているというような、まるで外付けのハードディスクのような使い方も多くなり、ますます整理は大切だと痛感している。
 さて、USBメモリが大容量化になったおかげで、データ保存という使い方以外に外付けのハードディスクという使い方が可能になったのは、本当に便利。本書は、その使い方をさらに便利な使い方を解説した内容になっている。ビジネスでの活用方法、パソコンの運用・管理ツールとしての使い方など、大容量と低価格化とそしてUSBメモリの小ささが生んだ新しいパソコンの使い方だといえる。本書を読んで、そのような使い方はこれからますます増えるだろうとも感じた。パソコンには何もなく、データもソフトもUSBメモリの中。それは、ビジネスの現場を変えていくことにもなる。ただUSBメモリの紛失、USBメモリのおき忘れによる情報漏洩など新しい問題も出てくる。USBメモリの扱い方には、新しいルールも必要になってくる。USBメモリを扱う人のモラルがこれからもっともっと大切といえるのではないだろうか。



書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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