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更新日:2006年10月28日

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書名:地球を新体感! Google Earth入門
地球を新体感! Google Earth入門

著者 阿久津良和大崎誠オンサイト
出版社 翔泳社
ISBN 978-4-7981-1186-5
発行日
2006年9月15日
価格 1,814円
(本体1,680円+税)
仕様 カラー/B5変型判/192頁
分類 アプリケーション(その他)
 このGoogle Earthにはまった人も多いのではないだろうか?私もその一人である。あの浮遊感と目の前に広がるバーチャルの風景。今の発達したゲーム機と比べると決して美しいグラフィックとは言えないが、その景色がこの地球にあるというリアルさが見る者を圧倒させるのである。この地球のどこかに必ずある風景。Google Earthは地球を旅するソフトなのである。
 本書はそのGoogle Earthを楽しむための解説書である。インストールからレイヤー機能まで、Google Earthをしゃぶりつくす内容になっている。地球という規模で捉えて世界を表現しているGoogle Earthは世界を旅するソフトでもあるのだが、世界地図としても大いに役立ち、しかもそれを利用するための機能もふんだんに用意されている。是非本書で色々な楽しみ方を体験して頂きたい。ただ眺めるだけのソフトだったものが、世界地図として、地球儀として、そして地球に生きている一人の人間だということを感じる事ができるソフトに変わっていくだろう。それを感じ、地球を想い大切にする事が、ひょっとしたらGoogle Earthの本当の存在意義なのかもしれない。
 私は、このGoogle Earthに触れ、まずは面白く色々な所を見てまわり、その表現力の凄さにただ驚いていたが、ある時ふと日本だろうとアメリカだろうとヨーロッパだろうと、互いにどんなに遠く離れていようと結局は地球の一部なんだということを、あらためて認識するようになった。日本という小さな島国に住み、日本の文化や社会の枠の中で生きている事に誇りはもっていたが、それは地球規模で見てしまうとどうでもいい事のように思えてならない。文化や社会規範、道徳が悪いというのではなく、この地球は一つであり、どんな文化や民族性を主張しようと、同じ人間なんだという事を再認識したように思う。このGoogle Earthは、きっとその大きさから使っている人に何らかの思いや感情を抱かせると思う。もちろん本書を利用して楽しむのも悪い事ではない。ただ、本書に解説されている使い方以上に、自分なりの楽しみを見つける事も大切だと思う。それがきっとこのGoogle Earthをより良くする一つの意見になっていくと思う。是非それを見つけていただきたいと思う。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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