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更新日:2006年10月21日

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書名:Google Maps API 徹底活用ガイド
Google Maps API 徹底活用ガイド

著者 稲葉一浩
出版社 マイナビ
ISBN 978-4-8399-2147-7
発行日
2006年9月4日
価格 2,808円
(本体2,600円+税)
仕様 単色刷/A5判/256頁
分類 情報通信(インターネット:WWW)
 以前このレビューでWeb2.0について詳しく書かれた本を紹介した。その本の中で、Web2.0の定義がいくつかなされていた。その定義の中でこんな事が書かれていた。

 ・Webがプラットフォームとして振舞う。

 その時のレビューでもでもその具体的な例として、「Google Maps」を紹介したが、本書はその「Google Maps」の活用を解説した本である。あの「Google Maps」を有効に活用したいと思うなら是非本書は読んでいただきたい。Googleのサイトで地図を使うのではなく、その地図を自分なりに使ってみる。そして驚き、楽しむ。Webの新しい時代を予感させる一冊だと思う。
 さてこのGoogle Mapsだが、利用するにはAPIキーの取得が必須項目になっている。これは、アメリカのGoogleサイトにアクセスし、登録、申請をすれば、無料で取得できるようになっている。このAPIキーとはいうなれば「Google Maps」使用権みたいなもので、これがなければ決してこの「Google Maps」を使うことは出来ない。このキーの発行は、現在アメリカのGoogleサイトでしか出来ないため、日本では利用している人も少ないのではないだろうか。本書ではそのAPIキー取得についてしっかりと書かれているし、冒頭で「Google Maps」の活用例も挙げており、本書で「Google Maps」を思う存分楽しめると思う。
 そして、この「Google Maps」を使う上で知っておいてほしい事は、「Google Maps」をカスタマイズするにはJavaScript言語で行うという事である。ポイントを立てる、ポイントをクリックした時に表示されるウィンドの内容の表記など、どれもがJavaScript言語で行っているのである。だから本書は、ある意味JavaScript言語の解説書でもあるのだ。JavaScript言語をこれから覚えたいと思っているなら、この「Google Maps」は何よりもいい教材だとも言える。本書は、そのJavaScript言語についての解説書としても立派に役割を果たしている。
 それにしてもやはりこの「Google Maps」は面白い。最近地図の表示も新しくなり、なお一層使い易くなった。地図だけではなく、航空写真と照らし合わせて位置確認もしっかり出来る。Web2.0というよりも今までになかった便利な地図なのである。いやこの面白さと便利さがWeb2.0なのかもしれない。まだ触ったことがない人がいるなら、それはこの世に今までなかった面白さとこの世界技術の進歩を知らない事になる。是非本書を片手にこの面白さを体験していただきたい。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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