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更新日:2005年11月19日

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書名:FLASHで作る バナー広告見本帳
FLASHで作る バナー広告見本帳

著者 シーズ
出版社 技術評論社
ISBN 978-4-7741-2559-6
発行日
2005年10月28日
価格 2,354円
(本体2,180円+税)
仕様 カラー/A5変型判/160頁/CD-ROM 1枚
分類 情報通信(インターネット:HTML)
 FLASHの面白さは、やっぱり動きだろう。文字でも絵でもとにかくより効果的に動かせれば、視聴者の目を引き付けるはずだ。そして面白さや新しい発見を視聴者に感じさせれば、FLASHはその役目を果たしているといえる。
 そのFLASHの欠点といえば、やはりファイルデータが重ければ非力なパソコンでは開くだけでストレスを感じる点。もう一つある。これは意外に気づかない点だが、見ているFLASHがどれだけの時間を要するか、視聴者に知らされていない事。視聴者の時間を割いてまで、製作者の意思通りの時間で見せられるのだから、どれだけの時間FLASHを見せられるのか表記しておくべきだ。私は、これはWEBのトップページにFLASHを使っている場合、特にそれを感じる。もし30秒とか書いてくれれば見て、もっとFLASHって凄いと思うかもしれない。文字や写真での情報媒体としては、新聞や雑誌と変わらないWEB。文字や写真を見る時間が人によってまちまちなのだから、誰もが同じスピードで見てしまうFLASHは、やはりストレスの根源となるのではないだろうか。
 そんなFLASHで一番有効な使い方は、やはり本書でも取り上げているバナー広告の分野だろう。あの小さな長方形の中で、とにかくクリックしてほしい、見て欲しいというアピールは、ある意味健気でもある。また、あの省スペースだからこそ生まれた表現もたくさんあると思う。それは、FLASHを限りなく使えると状態と制限があるスペースの差があったからこそ、人は知恵を搾り出した結果でもある。
 本書はそのバナー広告としてのFLASH解説本である。作例数はおよそ40。簡単な基本作例を冒頭で紹介し、それから具体的な作例解説に入っていく。解説している作例は、単純な動きでありながらどれも目を引きそうな効果的な動きが多い。また、そんな解説のおかげで、本書はFLASHの技巧的な解説書としても十分役目を担っている。FLASHで効果的な広告を作りたいと思ったら本書を開くべきだろう。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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