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更新日:2005年11月2日

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書名:学校にオープンソースコンピュータを導入しよう!
学校にオープンソースコンピュータを導入しよう!

著者 独立行政法人 情報処理推進機構 編著
出版社 アスキー・メディアワークス
ISBN 978-4-7561-4676-2
発行日
2005年10月17日
価格 540円
(本体500円+税)
仕様 カラー/A5判/80頁
分類 アプリケーション(その他)
 おととい散髪屋に行ったら、ラジオが国民の三つの義務だとか、珍しくお堅い話をしてました。納税・勤労・教育の三つだということでしたがね、しかし、前から私は気になっていたのだけど、その教育の義務というのは「子女に普通教育を受けさせる義務」なんですよ。ここには、教育するのは誰かが抜け落ちている。暗黙のうちに、教育とは国家が国民に与えるものだという前提になっている。
 それではいけない、と私は考えます。教育とは、次の世代を育てることのはずです。おれたちの子供たちを一人前にしてやることのはずです。だから、教育の義務というのは「すべての国民は教育に携わる義務を負う」ということであるべきだと私は考えます。教育に携わるというのは、教師になれという意味ではありません。少年野球のコーチだっていいし、町内会で盆踊りのまとめ役をするのだっていいし、ファストフードでアルバイトの高校生に接客を教えるのだっていい。そういったことすべてを教育だと考えおれたちみんながやらなきゃいけないことだと考える、次世代の育成を教師や学校や教育委員会に押し付けない。教育の荒廃とやらを立て直すために、本質はそこからではないでしょうか。
 ……まあ、こんなのは現場の実情を考慮していない机上の空論に過ぎないし、私なぞがこんなところで言ったってしょうがないんですがね。

 とりあえずこの本、まあタイトルのとおりです。2004年度に情報処理推進機構が実施した「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用に向けての実証実験」の結果を、公式の報告書とは別にわかりやすくまとめ、現場向けのノウハウとして整理したものです。現場、というのは、教育委員会とおよび学校経営者、教職員、それと、教育市場を対象とするIT関連業者。内容として、1CD Linux「KNOPPIX」やクラスルームPC管理ソフトウェアの話題が興味深いものでした。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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