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更新日:2005年8月24日

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書名:DESIGNER’S DESKTOP
DESIGNER’S DESKTOP

著者
出版社 晋遊舎
ISBN 978-4-88380-480-1
発行日
2005年8月1日
価格 1,543円
(本体1,429円+税)
仕様 カラー/AB変型判/96頁/CD-ROM 1枚
分類 OS(WindowsNT/2000)
 「デザイナーズマンション」って、私は文字どおりデザイナーが住むマンションのことかと思って不思議だったんですが、このあいだやっとわかったですよ、デザイナーがデザインした、つまり「カッコいいマンション」のことだったんだな。

 この本もそれと同じで「カッコいいデスクトップ」という意味、壁紙やアイコンやマウスカーソルやスキンやアクセサリをコーディネイトして、カッコいいWindowsの画面を作ってやろうという本であります。一口にカッコいいと言ってもいろいろあるわけですが、都会系、ネイチャー系、宇宙空間系、メカニック系、エスニック系、ポップアート系、髑髏系、といったところであれこれ取り揃えてあります。全体的には生活感のないクールな感じ、ヤングアダルトというかそんな雰囲気のデザインが多いですね。
 デザインとしてはたしかにカッコいいです。ことに、それぞれのデザインが実によくまとまっていて、フリー素材の寄せ集めだとはちょっと思えない、感心します。
 まあ、しょせん外見だけの「デザイン」ですからね、操作性が改善されているわけではないし、カッコいいとはいっても見ているとひどく疲れる、仕事で使うパソコンには向かないだろうと思います(特にデザイン系の仕事には)。

 実を言うと、本そのものではなくオビのキャッチコピーで私はがっくりきてます。

  「Windowsだってカッコよく使いたい。」
  「Macはあんなにカッコいいのに、Windowsの画面はイマイチ。」

……たしかにMacはカッコいいしWindowsはダサいんだけどさ、それぞれそういう商品戦略だというだけだし、とにかく隣の芝生を羨むような物言いは自分が中身のない人間だと言ってるのと同じこと、だったらMac使えよバカ、としか言いようがないです。
 なぜわざわざこんな貧しい言葉をかぶせるのか、こんなキャッチコピーで人を釣らないと本は売れないものなのか。……ええい、こんなことをとやかく言ってもしょうがないんだが。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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