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更新日:2005年4月20日

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書名:一週間でマスターする Adobe Photoshop Elements3.0 for Windows
一週間でマスターする Adobe Photoshop Elements3.0 for Windows

著者 土屋徳子
出版社 マイナビ
ISBN 978-4-8399-1723-4
発行日
2005年3月22日
価格 2,160円
(本体2,000円+税)
仕様 カラー/B5変型判/280頁/CD-ROM 1枚
分類 アプリケーション(グラフィック:Photoshop)
 書名のとおり、Adobe Photoshop Elements 3.0の入門書であります。全体を月曜日から日曜日までの7章に分けてほぼ均等に構成してあり、CD-ROMに体験版と教材データが入っている。内容としては、、写真整理/クイック補正/より高度なレタッチ/レイヤーの使いかた/ブラシなどペイントツールの使いかた/「作品」機能/Webやメール向けの機能、といったところ。

 入門書というか学習書というかそういうタイプの本で、この本の「一週間で」のように、時間をキャッチフレーズにした書名・シリーズ名は昔からいくつも出ています。
 「簡単」「わかりやすい」ことをアピールするために短く感じられる時間を挙げるという意図は理解できるのだけど、しかし、本文の内容まで時間で区切って作ってあるのは、私にはどうも不思議でした。
 講習テキストとしてカリキュラムを組む……という意味ならわかるんですが、それが書店で一般の人に向けて売る本でセールスポイントになるとは思えなかった。読者の時間は読者のもの、1週間かけて読もうと10日かけて読もうと100年かけて読もうと読者それぞれの自由であって、制作側で時間を決めて押し付けたところで何も意味がない、と思っていたわけです。

 それがですね、この本の新刊案内に「1日分の学習項目が決まっているので、こつこつと楽しみながら身に付けられる」と、書かれていて、ふっとわかった気がしたんですね。「学ぶ楽しみ」のためだったら、学ぶこと自体が読者の目的の本質であるのなら、それでいい。制作側が決めた時間のなかで、学ぶ楽しみを味わえばよいわけです。

 ふむ、「楽しみながら学ぶ」と言われるとゴマカシを感じて反発する私ですが、「学ぶ楽しみ」のための本というのは、それはそれで、そこに狙いを定めて作ればいい本ができそうな気がする。うむ、ちと心がけておきましょう、そういういい本が見つかったらまた報告させてもらいます。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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