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更新日:2005年2月9日

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書名:SEのための英語力
SEのための英語力

著者 伊藤哲哉加藤正人呉春美坂和敏中谷千絵中尾真二長谷川徹
出版社 技術評論社
ISBN 978-4-7741-2255-7
発行日
2005年1月28日
価格 1,490円
(本体1,380円+税)
仕様 二色刷/B5判/143頁
分類 コンピュータ一般(教養・読物)
 見てタイトルの如し。
 英語力に不安を持っているSEやSEの卵を読者として、英語の読み書き能力を育てようという、雑誌ふうのつくりの本です。主な記事としては、IT英単語100、英文を読み取るポイント、英語ニュースの読みかた、ビジネスメールとネットでの英文の書きかた、それから、Linuxのドキュメント和訳プロジェクトに参加した人の体験談、日本語と英語をマスターして日本の外資系企業で働いている中国人SEのインタビュー、中国へ行ってブリッジSEをしながら中国語を勉強している日本人SEのインタビュー、といった記事があります。

 どうもその、私はSEという職業についたこともなくてSEが使う英語がどんなものかいまいちはっきり判断できないんですが、この本で取り上げられている文章はいまひとつ技術的でないなあという気がします。シマンテック社がベリタス社を買収したとか、インテルが4GHzペンティアムを断念したとか、たしかにIT関係の話題ではあるけど、べつだん技術的な内容ではありません。書くほうの文例も、主に見積もりや受発注や納期遅れのお詫びやパーティのお礼なんかで、開発作業の打合せやデータ仕様の確認とかいった、いくらかでも技術的な内容の文例は3割ぐらいです。
 それと、現実問題としてこんなにきっちりした英語が使えなくても大丈夫だろうなあという気もします。少なくとも、私がふだん読んでいるアメリカ人やニュージーランド人やインド人の書いた英文はもっとくだけている、……てゆうか、はっきり言ってしっちゃかめっちゃかなほうが多いです。

 横道に逸れるんだけど、ふと、私、塩見真一のアドバンテージは日本語力なんだなあということに思い当たりました。英語力もいいけど、日本語力を磨くのもいわゆるキャリアアップになるんじゃないか……いやまあ、ほんとかどうかわかんねえけどとりあえず言ってみます。


書評者: 塩見 真一 パソコンの本フォーラム

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