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更新日:2004年2月9日

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書名:アホでマヌケなプログラミング
アホでマヌケなプログラミング

著者 Lepton
出版社 翔泳社
ISBN 978-4-7981-0477-5
発行日
2003年10月3日
価格 1,814円
(本体1,680円+税)
仕様 単色刷/B6変型判/296頁
分類 プログラミング(その他)
ウェブでは結構有名なあの「闘わないプログラマ」のコラムが本になってしまいましたね。作家でもなんでもない人が、自分のサイトで文章を書きためて、それが出版社の目にとまり、本が出る。インターネット時代ならではじゃないですか。出版社の方も本は売れないし、いいネタはないしで困っていることでしょう。ウェブがいいネタ探しの場になっていますね。ま、そんなことより、面白いものはどこで読んでも面白いです。ウェブでは新しいコラムを真っ先に読むことができるし、本になればこれがまた読みやすく、大変よろしい。
どんな内容かというと、プログラマたちの業界を楽しく紹介したもので、将来はプログラマになりたいぞ、という人はぜひこの本を読んで、覚悟を決めてからプログラマへの道を進めばよろしいでしょう。
著者と私はいくつか共通点があって、本の内容にどっぷり浸かることができました。まず年代。懐かしいですね、カシオのプログラミング電卓とか、N88-BASIC。私もしっかり体験した世代です。さすがに大型コンピュータやパンチカードは体験できませんでしたが、8inchのフロッピーで仕事をしたこともあります。それから著者は新人研修等のセミナーの講師をよくやっているようですが、やはり内容はともかく「ハッタリ」が大事ですよね。講師は弱みを見せたら負けです。受講生の顔をしっかりと見ながら大きな声で断言する。これでウソも真実になります。
さて、面白可笑しいコラムの中に鋭い一文やこれは覚えておきたいね、といったものがよく登場します。これがこの本(ウェブのコラム)を読む価値あるものにしているのですが、最後まで読んで、おぉと感激してしまいました。Appendixとしてそういった気になる文章がまとめてあるんですよ。ここだけ読んでは面白くないですが、本文を一通り読んでからここを読むと、いい確認になるわけです。また全編にわたって注釈が多くついていますから、専門的な知識がなくても大丈夫です。楽しめます。ウェブのコラムがたまってきたら、続編にも期待したいですね。


書評者: 関 裕司 <>

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