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更新日:2003年6月13日

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書名:DVD&デジタル放送のすべて
DVD&デジタル放送のすべて

著者 持木一明
出版社 電波新聞社
ISBN 978-4-88554-738-6
発行日
2003年5月9日
価格 1,944円
(本体1,800円+税)
仕様 単色刷/A5判/256頁
分類 コンピュータ一般(教養・読物)
 最近、ソニーグループの製品が面白い。携帯電話に130万画素のデジタルカメラを合体したSO505iが6月に発売されたが、これはソニーグループのソニー・エリクソンの製品で、そのデザイン、機能で今売れに売れている。また先日行われたソニーの経営方針で発表された「PSX」という商品は、プレイステーション2(PS2)のチップやOSなどのコンポーネントを利用した新しいプラットフォームで、ゲーム機能のほか、地上波/BSアナログチューナを内蔵しDVDレコーダ機能や120GB HDDレコーダ機能を搭載している。とにかく面白いのはその着眼点で、従来あった製品を融合して新たな製品を作り出す所だ。もちろんソニーの主力商品「VAIO」もこの夏用のモデルが発表されたが、これもただ従来のパソコンだけではなく、TV、DVD、DVDレコーダ、HDDレコーダを搭載し、更にそれら機能を使い易くし特化したラインナップである。それは映像、音楽、写真等をデジタルへと変っていく今、パソコンというプラットフォームが出した答えでもある。
 そして、今までアナログだったTV放送もいよいよ今年の12月デジタルへと移り変わっていく。完全にアナログ放送からデジタル放送へと移行する2011年までは、アナログ、デジタルとも並行して放送されていく予定との事。その移行計画は、今年の12月に3大都市、東京、名古屋、大阪から始まり、その他の地域でも、2006年までに地上デジタル放送が始まっていく。何故TVまでもがアナログからデジタルなのか?それはもちろんTV映像の高画質、高音質化やデータ放送などのクォリティアップが大きな目標。それともう一つ、現在TV放送が使用している電波が飽和状態にあり新しいチャンネルが作れないという問題も抱えているからだ。それがデジタル化により解消され、さらに大きな可能性を持っているとなればやらない手はないはずだ。
 本書は、そのデジタル放送を含み、映像のデジタルについて本当に細かく書かれたデジタル解説書だ。内容的には、どうしても今主流のDVDにページが割かれてしまっているが、それでもデジタル映像全般の姿は分かると思う。すべてがデジタルになれば本当にパソコン、モバイルに集約され、最後は「VAIO」のようなコンピュータが家庭のまんなかに居座るのかもしれない。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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