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更新日:2002年7月5日

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書名:デジタルコミックを描こう! ComicStudioスーパーガイド
デジタルコミックを描こう! ComicStudioスーパーガイド

著者 臼井宏典
出版社 ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN 978-4-89369-919-0
発行日
2002年5月23日
価格 2,592円
(本体2,400円+税)
仕様 二色刷(一部カラー)/B5変型判/208頁/CD-ROM 1枚
分類 アプリケーション(グラフィック:その他)
 タブレットというパソコン入力機器は、やはり画期的な発明だと思う。キーボード、マウスでは考えられなかった表現を、パソコン上に再現できる。タブレットによって、今まで紙と鉛筆、画材道具でしか作れなかったものが、どんどんとデジタル化できるようになってきたのだ。もちろん、イラストだけではなくマンガもその例外ではない。タブレットとパソコン、スキャナーで作るマンガ作成専用ソフト、それが「ComicStudio」である。
 さてこの「ComicStudio」、実をいうとあまり売れていない。認知度が低い事、ソフトの値段の高さ、環境投資がかかり過ぎる事等、マンガを趣味で書いている若い人(特に中高生)には手が出せない現状がある。また紙で書く事が、作っているという意識になる人もいるだろうし、カラーによるイラストならフォトショップ、ペインターで十分だという人も多いと思う。しかし、マンガを書く過程や、その手法、道具、画材は、やはりデジタルでしっかりと表現できるし、この「ComicStudio」の便利さは体験して損はないだろう。
 その「ComicStudio」の解説本である本書は、その便利さを見事に解説している。「ComicStudio」の基本的な部分から応用まで、図を交え分かりやすく解説する事に努めている。良書だと思う。
 私は本書を読むまで、この「ComicStudio」がどれだけ現実のマンガ作成に近づいているのか分からなかったが、読む限りマンガ作成のすべて揃っていると思ってもらっても構わない。マンガによる独自の画材といえば「トーン」が上げられるが、それも見事多種多様に収録され、さらに自分でオリジナルトーンも作れる。このソフトはマンガを書く人が一度体験したら病み付きになる事は、確実だ。それぐらい魅力あるソフトである。本書の付録に「ComicStudio」の体験版も収録されているので、それから体験するのもいいだろう。


書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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