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更新日:2002年3月29日

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書名:タブレット&Painter Classicで絵を描こう for Windows & Macintosh
タブレット&Painter Classicで絵を描こう for Windows & Macintosh

著者 吉井宏
出版社 IDGジャパン
ISBN 978-4-87280-454-6
発行日
2002年2月26日
価格 2,052円
(本体1,900円+税)
仕様 カラー/B5判/232頁
分類 アプリケーション(グラフィック:その他)

 ソフト販売者でありながら、意外とこの「タブレット&Painter Classic」の事は知らない。店頭でタブレット、Painter Classicはよく売れているのだが、パソコンで絵を描くなら「フォトショップ」と思っていたし、ましてや個人的な趣味でペンと紙で絵も描いていたから尚更タブレットで絵を描く事に興味がなかった。しかし、本書を見た時、タブレット&Painter Classicの凄さ、表現の豊富さには驚いた。本書の始めにPainter Classicで描かれた作品達は、絵の具、ペンで描かれたアナログの手法と何の変わりもない。いや発色の美しさや手軽さはそれ以上かもしれない。その驚きは当然『パソコンで絵を描く』という事への興味につながり、そして本書をかぶりつくように読み始めた。そう、本書はこんな私のような初心者に向けられた、タブレット&Painter Classicの解説本である。

 さて、『パソコンで絵を描く』事で、まず一番初心者がつまずくのはどこだろう?そうそれは、まさしくタブレットだ。私がタブレット&Painter Classicに興味がなかったのも、タブレットというパソコンとのインターフェイスがかなり苦手だったからだ。普通に絵を書く人なら、ペンが動く事によって現れる紙の上の絵が、ダイレクトに頭に視覚として認識できるが、タブレット上で動くペンは、パソコンを通し、モニタを通しようやく目の前に現れる。動く手と、表れる絵のずれ。このちょっとした違和感が、私自身苦手だった。そのタブレットに対して苦手意識を作らないよう本書は、Painter Classicについての解説をする前に重点的にタブレットの使い方を解説している。タブレットに慣れれば、パソコン上で描かれる絵に違和感を抱く事はないだろう。Painter Classicについては、搭載されている機能全てを、参考した絵をもとに解説していく。絵の具、筆、紙は、全てPainter Classicに詰め込まれている分、作業的な効率を上げる事が、作品完成の近道である。これはPainterに限った事ではなく、どのソフトに対してもいえる事だと思う。本書はそれも上手く解説している。というように、タブレット&Painter Classic初心者の私にとって、まさしく本書はバイブル的な存在になりそうだ。



書評者: YAS <関西地区某パソコンショップ バイヤー>

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