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更新日:2001年10月29日

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書名:WindowsMe対応 ファイルはどこへ消えた?
WindowsMe対応 ファイルはどこへ消えた?

著者 唯野司
出版社 ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN 978-4-89369-890-2
発行日
2001年8月22日
価格 1,620円
(本体1,500円+税)
仕様 単色刷/A5判/304頁
分類 OS(Windows98/Me:入門書)

「ファイル」ってよく消えます。消えるというか、よく行方不明になったりします。スタンドアローンのパソコンを使っている場合は間違って消した場合も慌てず騒がず「ごみ箱」から復活させればいいのだけど、そういった単純なケースは最近少なくなりました。困るのはLAN上で行方不明になるやつです。自分のアクセスできるサーバが一つだけで、ディレクトリーも一つなら話は単純なのですが、親サーバがあってその配下に複数の子サーバがあって、あちこちのサーバのディレクトリーに分散してファイルを保存している場合は大変です。みんなが一緒に作業ができて、みんなが一緒のファイルを扱えるのは本当に便利なのですが、これが消されたり行方不明になったりすると悲惨なわけです。ファイルを整理するのが自分だけの問題ではないので、なかなかうまい対処法はないのですが。

では、話を単純なケースに戻しましょう。LANを組んでいないパソコンでもファイルが行方不明になることはよくあります。「保存したつもりなのに、どこにもない!」というやつです。これは初心者だけでなく、わりと上級者でもやってしまうことがあるのです。ファイルの保存先を確認せずに[Ctrl+S]や[Alt+F+S]を無意識にやってしまうんですよね。指が勝手に動いて。だいたいマイクロソフトも悪い。なにあの「マイ ドキュメント」ってフォルダ。半角カタカナでスペースまで含んでいる。ああ気持ち悪い。保存したファイルがどこにもないと思ったら、この気持ち悪いフォルダの中にひょろっとあったりする。本書には「マイドキュメントを上手に使いこなす」なんて章もあるけれど、私は気持ち悪いのでこんなフォルダはデスクトップからさっさと消してしまうのだ。ところがエクスプローラを開いてみると「c:」の下に「My Documents」というフォルダがまだある。こいつに狙いを定めて思い切ってDeleteすると「おいらはシステムフォルダなんだ。削除できないよーん」って叱られてしまう。ちくしょう!ガッデム! だったらDOS窓使えば消せるかも、と思うのだけれど、ちょっと不安なのでそこまではやっていない。うーん小心者。

というわけで、ファイルが消えてしまう、行方不明になってしまう、開けなくなるという事故はしょっちゅうあるのですが、本書で何らかの対処はできるかもしれません。文字通り「フロッピーディスクを水洗いする」という対処法もあったりして、懐かしい思いもしました(5inchの頃は私も洗った経験あり)。あと一点、本書のおすすめは「消したいファイルを確実に消すには」という章。安全に確実に消すというのは意外と難しいのです。プログラムのフォルダをそのままごみ箱にぶち込むなんて恐ろしいことは絶対にしないでね。



書評者: 関 裕司 <>

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