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更新日:2000年7月7日

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書名:遠藤諭の電脳術
遠藤諭の電脳術

著者 遠藤諭
出版社 アスキー・メディアワークス
ISBN 978-4-7561-3429-5
発行日
2000年5月17日
価格 1,296円
(本体1,200円+税)
仕様 単色刷/B6変型判/264頁
分類 コンピュータ一般(教養・読物)

 月刊アスキーの編集長である遠藤諭氏が1996年から書き続けたコラムを一冊にまとめたのが本書。一つのコラムがだいたい2ページ分なので気軽に読める。1996年というとインターネットがようやく一般の人にも認知され始めた頃だろうか。当時私は自宅ではインターネットの必要性をまったく感じていなかったが、仕事でやむなく会社で使っていたような覚えがある。当時は会社のインターネットも28.8kbpsのダイヤルアップだった。

  それから4年。インターネットを取り巻く環境は随分変わってきていると思う。それはこの本の最初の方のコラムと後半のコラムを読み比べてみてもよくわかる。あるコラムにフロッピーディスクの話題が出てくるが、4年前ならまだフロッピーディスクは一般的な記憶媒体としてよく利用したものである。ところが今はどうだろう。最近フロッピーディスクを買ったという記憶がない。お目にかかる機会といったらせいぜいちょっとした周辺機器を買ったときについてくる、ドライバー用のフロッピーディスクである。

  といってもコラムの内容はけっして古くさくない。パソコンやインターネットの初心者から上級者まで楽しめる話題が多い。20年近くパソコンを触っている私でもいろいろと新しい発見があったし、初心者の素朴な疑問を取り上げたものもある。コラム以外でも「単位のはなし」という別枠の囲み記事はおすすめ。ビット、バイト、ポイント、bpsといった普段誰でも使っている単位でも、いざその意味や正確な内容を聞かれるとなかなか答えられないものである。

  さて、この4年で我が家のパソコンも随分変わったものである。当時のハードディスクはわずか数百メガバイト。それが今では内蔵外付け合わせて30ギガバイト以上である。では、5年後の2005年は、となるととても想像できない。その頃には遠藤さんはどんなコラムを書いているのだろうか。



書評者: 関 裕司 <>

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